わたしにピッタリの体操を教えてください症候群

「私は、これこれ、こういう症状なのですが、わたしにピッタリの体操を教えてください」

というメールやコメントをすごーくすごーくたくさんいただきます。

股関節の痛みにいい体操を教えてください。
膝痛にいい体操を教えてください。
肩がこるので肩こりの体操を教えてください。

「わたしにピッタリの症状の体操を、ひとつだけ、今すぐに教えてよ!」ってことですね。

気持ちはわかるんですけど、

体の状態をメールの文章から、読み取って、また、体操をメールで伝えるって、すごーーく労力がかかるので、残念ながら、時間的にできないです。

たしかに、ピッタリの体操はあるのですが、それよりも、まず、1日めの体操から7日目までの体操をやってください。

7個を一度に覚えられない場合が多いので、一日ごとにわけています。

1個覚えたら、ミックスしてやってみる。という感じでどんどん積み重ねて、やってみてください。

それが一番近道です。

基本的な考え方を納得するほうが、断然、効果的なんです。

わたしにドンピシャでピッタリな体操を今すぐ知りたい!

って求めるよりも、基本のコンセプトをキチンと理解してください。そのほうが効率的なんです。

今まで、ピッタリ体操を教えてあげても、

「やってみました!あまり効果ありませんでした。また他のピッタリ体操をお願いします。」

って感じになっちゃう事がおおいんですよね。

基本のコンセプトが理解できてないからですね。

首、肩、腰、股関節、膝 で、パーツごとに、治し方がちがうと思ってるとそうなっちゃうんです。

体の治し方は、腰も、 首もじつはおんなじなんです。

でも、ペンキの塗り方と同じで、一箇所のペンキの塗り方を覚えたら、家の裏口の塗り方も同じです。治し方は一緒なんです。

7個の体操を、ひとまずひとつずつ、ひと通り覚える

全部覚えたら、ぜんぶ組み合わせてやってみる。2つだけ組み合わせてみる

そうやって、自分の体を観察したときに、あなたは、体操エリートに成長していますので、

ご自身にピッタリの体操を、自分で見つけているはずです。

この基本体操が習慣化していくと、ピッタリ、ドンピシャを見つけられなくても、絨毯爆撃しらみつぶし作戦で

1ヶ月半くらいするとおおよそ改善された実感を得られるはずです。

この位の気持ちで取り組んでください。

つぎの記事

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする