「痛気持ちいい」のはもっとやっていいことなのか?

「痛気持ちいい」のはもっとやっていいことなのか?

これも、気持ちいいの話に通じちゃいますが

勉強会で話したのは、どうしても、今までの日本人的な感覚で

ツボマッサージでもそうですけど、ギューって痛みの感覚があると、効いてる感があって「いい感覚!」

ってとらえがちなので、

いったん、痛気持ちいい=痛み である。ということで

その痛気持ちいい動きはしないようにしましょうというまとめになりました。

というお話をしたところ。ご質問いただきましたので、シェアいたしますね。

「痛い」は駄目、という先生が繰り返しおっしゃっている点について、自分は、「痛たたったっ!!」となるような場合は駄目だけど、「痛気持ちいい」はOKだと思って、体操をしていました。

昨日のメールを拝見して、とにかく少しでも痛かったら、その動きはやめてみましたが、

そうすると、10種類の動きの大半はできなくなりました。

「痛い時は体操しない」とか「痛い動きがしない」というのは、自分の状態が、先生の体操ができないほど悪いのか、と考えています。

でも先生は紹介してくださる、改善なさった方々の場合でも、初めは自分の現状より深刻だった方も多いし、薬をもらいに行く整形外科の先生も、自分は軽いほうだとおっしゃっています。

なにとぞご教示くださいますよう、お願い申し上げます。

はい、ご質問ありがとうございます。『イタ気持ちいい』 が 全部100%ダメってことでもないんですけど

その方の場合は、しばらくやめてみましょう。 ということにしました。

その方は、「右側の足がいたくて、右側に傾けると、右側の足がずーんとして痛気持ちいい」という事でした。その方からいただいたメールがこれです。

右足全体に強い座骨神経痛、両足指先にモートン病?のような痛みがあります。歩いても座っていても辛いです。

バランス体操の1の体操で体を右に倒すと、右足の座骨神経に刺激が入り、イタ気持ちいい感覚が強くあります。反対側は特に感じません。

ですので、藤田としては、これはなんとなく、右側の痛気持ちいいってのは、ただ痛みがましてるだけ?なのかな??って気もしないでもないですね。

「良くなってるのか」「わるくなってるのか」

てっとりばやく確認するには

やったあとに、痛みが軽くなっているか?そうならもっとやるべき感覚なんですね。

やったあとに、痛みが強くなったり、わるくなってる感じがあるか?そうなら、やっちゃだめな感覚だったってことです。

トライエラーで確認ですね!!

なので、すこしづつやってみる・・。それで、よくなるのか?わるくなるのか?で確認してみてください。

イタ気持ちいいでやってみて、それで治れば、もっとやってよし。

イタ気持ちいいでやってみて、ちょっと悪化するようなら、それは中止

って感じですすめていただければと思います。

臨機応変に考えていただいて大丈夫です。

このメルマガは4600人に、いっせいに考え方を配信してるので、みんながみんな、臨機応変に考えられるわけじゃないし、器用じゃない人もいますので

痛気持ちいいはやらない。ということにしましょう!!

ざっくりで申し上げると

この記事では、書きませんが、動物の体の筋肉には、”ゴルジ器官と筋紡錘体”というのがあって、

簡単にいうと、動物の筋肉の生理現象として、『伸ばされたら、縮む。』っていう。筋肉の生理現象があるんです。それでバランスを保って、倒れないようにしています。

だから、痛気持ちいいくらい伸ばしたら、それの作用で縮みます。

体が緊張してる人が伸ばしたら、どうなりますか?もっと縮む。これが、ぎっくり腰の起こる仕組みです。

なので、痛気持ちいいはやらない。ということにしましょう!!

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