「膝窩筋」が硬くなって痛みが出るのでは?

先日ご紹介した膝関連のご質問覚えておりますでしょうか?

もういちど概要をお知らせしますね。

膝がいたくなっちゃって、正座ができなくなりました。

で、その後、2つの体操をしてよくなって正座ができるようになりましたよ。

というご相談を紹介しました。詳しくはこちら

正座できるようになりびっくりです。

その方から続きでメールでご質問いただきました。

藤田先生

こんにちわ。先日は左膝裏の件でお世話になりました。それと記事にもして頂き大変ありがとうございました。

その後なのですが、正座はできるようになったのですが左膝裏の痛みが中々取れません。教えて頂いた体操は毎日実践していますが・・

左膝裏の痛みの具体的な症状ですが

1. 正座はできるが5分以上は膝裏が痛くなってくる
2. しゃがむ動作と階段降りる時に痛む
3. 椅子に座ってじっとしていると膝裏が段々張ってくる
4. スリッパを脱ごうと左足を後ろに引く動作をすると痛みが出る

自分なりに色々調べたら「膝窩筋」が硬くなって痛みが出るのでは?(合っているかわかりませんが)と思い、親指で膝窩筋のあたりを揉むとその時は症状が和らぎます。ただ気づくとまた戻ってしまっています。

自分の足はXO脚気味なので足が外加重らしく靴底も外側が早くすり減ります。(ひざ下の外旋?)それも影響しているのでしょうか?

何せ今回は長引いていてメンタルも凹んでしまいます。だいぶこじらせてしまった様です。教えて頂いた2つの体操を続けていれば大丈夫でしょうか?それか他にも効果的な体操があれば教えてください。

お忙しいところ恐れ入ります。よろしくお願い致します。

メールありがとうございます。

「膝窩筋」が硬いのが気になるということなので、今回は「膝窩筋」を中心に話をすすめたいと思います。

「膝窩筋」って何?って思った方へ、これが膝窩筋です。しつかきんって読みます。

medically accurate illustration of the popliteus

ほんとに「膝窩筋」かどうかわからない。って気持ちもありますが、そこは気にしなくてオーケーです。

なぜなら、藤田式はどこかをマッサージするわけじゃないので、見立てたピンポイントの筋肉が間違えていても、その筋肉を動かすには他の筋肉も動かさないといけないわけなので、どっちみち治るからですね。

まあ、理屈ぽい人なら、

膝窩筋ってのをググってウィキペディアを見てみましょう。

「膝窩筋 支配神経 wiki 」

脛骨神経のWikipedia

これによると膝窩筋をうごかしているのが脛骨神経っていう神経なんですね。まあ、足の膝の裏側にある神経なんで、そりゃそうですよね。

そうすると、

大腿二頭筋(長頭)
腓腹筋
ヒラメ筋
足底筋
膝窩筋
後脛骨筋
長趾屈筋
長母趾屈筋

膝窩筋を動かす神経は↑の筋肉も一緒にうごかしているんだ!ってわかるでしょ?

だったら、この筋肉たちをまとめて動かせる動きってどういう動きかな~?って考えたら自ずと答えはできます。こちらの動きの体操ですよね。

それなので脛骨神経をつかうこの体操も合わせてやると更に良いですよ。

膝窩筋含め、上記の筋肉である、大腿二頭筋(長頭)腓腹筋、ヒラメ筋を全部動かしている体操が↓の体操です。

ま、サムネイルにも載せているくらいですからね~~。

他にもつま先あげが、いちばんききますよ!!

「なんだ、つま先あげか、知ってるよ。」って思うかもしれませんが

つま先あげは、その「膝窩筋」をゆるませる効果があるんです。

坐骨神経痛は、大腿二頭筋と半膜様筋、半腱様筋も動かしているので、脛骨神経でコントロールしてる体操ですからね!。

揉んでみて、その時は症状が和ぐ。ということなので

そこをさわりながら、つま先あげをしてみていただければ、そこが、動いていることが、一目瞭然でわかるはずです。

姿勢的に、自分で触ろうとすると窮屈なので椅子にすわってやってもいいですね。

つま先あげ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする